こんにちは。チンアナゴです。
この記事では私が投資を始めた理由と、その目的達成するまでの投資方針について
書いていきます。
投資をする理由
みなさんの投資を始める理由って、なんでしょう?
理由は人それぞれでしょうが、その目的地によって投資方針も変わってきますよね。
例えば、こういった感じで。
・自由に使えるお小遣いを少しでいいから増やしたい
・老後資金が不安だから退職までに資産を増やしておきたい
・会社を辞められる程度の資産を築いて早期リタイアをしたい
・莫大な資産を築いて豪華な暮らしを送りたい
私はサラリーマンですが、
自分の人生の時間を、もっとやりたい事に費やしていきたい。
と、強く思うようになってきた事が、投資を始めたきっかけです。
今の仕事も嫌いではないし、むしろ楽しめる部分も大いにありますが、
定年までそこに時間を費やし続ける価値があるかというと『?』がつきます。
なので、やっぱり今の仕事は私にとって単にお金を稼ぐツールであって、
大事なものではないんだな。という感じです。
ましてこれからは年金支給額減少・少子高齢化・国債増加…等々、
自分が何もしていなくても、自分の周りにはお金に関する悪材料が増えていきます。
普通にサラリー(お給料)を貰っているだけでは65歳迄・70歳迄…といつまでも
労働力と時間を提供していかないと必要な資金確保もままならない時代になってきます。
せっかく健康寿命が長くなったとしても、
その増えた時間をお金の為に働き続けなければならないのでは意味がありませんよね…
そして、投資によって十分な収入源を確保できたならば、
定年を待たずにリタイアして別の事に時間を使う選択肢は十分にアリかと思います。
(サラリーマンであること自体にも大いに意義はあるので、それも天秤に掛けつつ)
こういった事から、
非常にありきたりになりますが、私が投資する理由は、
①退職金や年金に頼らずに安定した生活が出来る基盤を作る
②早期リタイアが出来る資金を用意し、人生時間を自分に使う
この2点を目的として行います。
投資方針
投資方針は資産額によって段階的に変えていきます。
また、投資は余裕資金で行う事が前提の為、
これまでもこれからも、家計費には手を出さずに私が自由に使える範囲のお金で行います。
その為、今後の投資原資の積み増しはあまり多くはならない見込みです……悲しい。
(サラリーマン投資家の方は似たような方も多いでしょうか?)
投資資産額 2億円以上
私の投資は、投資資産額が2億円まで達する所が、目指すゴール地点です。
ここまでいけたら最高ですね!
この2億円という投資原資があれば、私の投資目的である2点は十分達成できます。
その後は基本的にはこの投資原資は切り崩さずに配当金や株価上昇などの上澄みを
使っていくイメージでいます。
・これ以上資産額を増やす必要は無いので、資産の守りを重視する。
・配当金メインのポートフォリオとし、平均配当利回りを4.0%以上に組む。
ただし、資産を増やすつもりはないので、配当安定性を守るためならば
平均配当利回りを3.3%までは下げてもOK。
➡3.3%の場合、最低でも660万円/年の配当収入(税引き前)
日本株の場合、税引後 約525万円。外国株の場合は更に為替等も影響。
・組み入れ銘柄は連続増配株とし、短期的な業績悪化での減配リスクを低減。
・余力資金は現金化してやりたい事に使っていく。
投資資産額 1億円~2億円
資産が1億円程度まで増えた後は、徐々にポートフォリオの配当金比重を上げていき、
平均配当利回りを4.0%程になる様に引き上げていきます。
また、連続増配株を多く組み入れ、短期的な業績悪化での減配リスクを低減します。
高配当株は成熟企業が多く株価上昇による資産向上が見込みにくくなる半面、
配当金での資産向上計画なので減配さえなければ株価下落をあまり気にしなくてよくなります。
なお、投資原資1億円・平均配当利回り4.0%で運用が出来た場合、
目標の2億円に達するまでの必要期間は18年になります。
(1億円から初めてこの期間は、ちょっと気が遠くなりますね…)
ですが少し明るい材料を挙げると、
株式市場は成長していくものなので配当金重視の戦略にしても市場全体の株価が上がっていけば、
おのずと保有銘柄の資産価値も上がっていってくれる事が期待できます。
仮に、これからの年平均が5%上昇したとすれば、配当利回りと併せて年平均9%分の資産上昇が
見込めるので、その場合は1億円から2億円に達するまでの必要期間は、8年に短縮されます。
(実際、過去40年間平均でNYダウは年9%程の成長をしています)
株式市場が成長して、自分の資産価値向上を後押ししてくれることを期待したいですね。
・1億円から2億円までで必要な資産増加率は2倍
・リスク量を徐々に減らしていく
・ポートフォリオを平均配当利回りが4.0%程になる様に組み替える
・組み入れ銘柄は連続増配株とし、短期的な業績悪化での減配リスクを低減
投資資産額 3,000万円~1億円
資産額3,000万円からは、ポートフォリオに配当金戦略に加えていきたいと思います。
資産額が3,000万円を超えると、配当利回り3.0%程で年間100万円程が生まれてきます。
目標資産額によって考え方は変わるでしょうが、私の2億円目標の場合、配当金を投資戦略に
入れ込むのはこれくらいの投資原資と配当金を持つところからが妥当と考えています。
先ほども書いた通り、高配当銘柄は成熟企業が多いので、株価上昇による資産向上の望みは薄目になります。その為、早すぎるうちから配当金メインの投資法を取っていると、資産増加までの時間が非常に長く必要になってきます。
いつごろから配当金を投資戦略に織り込むかは、ご自身の投資出口をどこに置くかとセットで考えるのが良いかと思います。
この資産額3,000万円ゾーンですが、次の目標の資産額1億円まではまだまだ遠く、平均配当利回り3.0%だけで目指そうとすると、達成時期は41年後になります。
…これだけでもう定年なんてとっくに過ぎています。。。
なので、連続増配の高配当銘柄(例:5%の銘柄等)などを多めに保有しつつ、成長を期待できる銘柄にも投資を行い、平均配当利回りで3.0%以上になる様に調整をしていくイメージです。
・3,000万円から1億円までで必要な資産増加率は3.4倍
・リスク量は可能な範囲で減らしていく
(少なくとも資産額3,000万円未満よりもリスク量をあげる事はしない)
・ポートフォリオに配当金(+再投資)の考え方を入れていく
・ポートフォリオ内の平均配当利回りは3.0%程になる様に組み替える
・組み入れ銘柄は、高配当株と成長期待株を織り交ぜる
投資資産額 3,000万円未満
今、私がいるのはこのゾーンです。先は長いですね…
3,000万円未満の投資原資では配当金再投資に全力を尽くしたところで目標に全く届かないので、
成長を期待できる銘柄へ投資して、株価上昇による資産向上を目指します。
今の投資原資からすると3,000万円に到達するまでが1番の難所で、
年平均20%で運用が続けられたと仮定してもかなりの期間が必要になります。
ここの達成時期がいつになるかが、サラリーマンのリタイア時期に大きく関わってきます。
その為、リターンを大きく求める分リスクも増えてしまいますが、今は成長期待を込めた
銘柄でポートフォリオを埋めて、銘柄ごとの目標株価を達成するたびに入れ替えを行います。
ちなみに、今持っている成長期待銘柄は平均取得単価に対して+50%~+100%くらいは
上昇してくれる事を期待して保有しています。
いつ上がるかはわかりませんが。。。
大事な投資原資、ギャンブル的な銘柄に集中投資はもちろんできないので、
今は成長を期待できる銘柄をどう見つけるかを勉強をしながら投資を続けています。
なお、成長期待銘柄への投資は、自分で意志をもって選んだ銘柄である事がとても大事です。
株式売買をしていると上昇局面・下落局面ともに売ってしまいたい気持ちとの葛藤になります。
選んだ銘柄をどれだけ信じて待っていれるかが中長期投資では勝負のポイントになるので、
自分で考えて意志をもって銘柄選びをできないことには、うまくいかないと思います。
・3,000万円未満から3,000万円までの必要な資産増加率は、
➡投資原資1,000万円ならば3.0倍
➡投資原資500万円ならば6.0倍
➡投資原資100万円ならば30倍
・リターンを求める分、リスクが上がってしまうのはやむなし
・配当金はあれば嬉しいが、配当利回りを気にした投資にはしない
・自分で意志を持って選んだ成長期待銘柄へ投資を行う
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事を書いてみて、今まで自分が頭の中でぼんやりと考えていた事が文字化できた事で、
自分でもはっきりと目標地点や途中の道のりを再認識する事ができたので良かったです。
投資は長期的に行うものですし計画通りに行かない事の方が多いかもしれませんが、
自分の目標地点や達成手段は一度頭の中から出して文字化をしておく事は、
自分の目的に一層リンクした投資に繋がっていく事になるので、おススメいたします。
また、投資方針は目標や環境によってその人それぞれのカタチがあります。
この記事はあくまで私の投資方針なのであくまで参考程度に見て頂ければと思います。
では、楽しみながら自分流の投資を作れるように、頑張っていきましょう!
なお、投資は自己責任でお願いいたします。