キャンプのご飯は、出来るだけ簡単に作れて、それでいて味は大満足の一品を作りたいですね!このキャンプ飯の記事では、面倒な手順やオシャレすぎる飾りつけも必要のない実用的なレシピ、だけど何回でも食べたくなるやみつきレシピをご紹介していきます。
今回ご紹介するメニューは炭火が香る本格焼き鳥です。
キャンプ料理の醍醐味のひとつは炭火調理が出来る事ですね。普段の生活の中ではやってみたいと思っても炭火なんてなかなか用意出来るものじゃありませんし、せっかく炭火を用意しやすいキャンプでは炭火を有効に使った料理にチャレンジしてみたいですね!
炭火調理の良さは、遠赤外線効果で肉の外側はパリッと内側はふっくらに仕上がり、脂が炭に落ちた時の煙によって炭の香りも肉に移って食欲をそそり、程よい焦げ目も出来る等、食感も匂いも見た目も全部をレベルアップさせてくれる所ですね。
このメニューは、前日に肉を串に刺して仕込みさえ終えておけばキャンプ当日は炭火で焼くだけの簡単レシピなので、キャンプ場での手間が無く簡単でおススメです!
なお、焼き加減が気になる方や具材を大きく楽しみたい方は、竹串ではなく鉄串を使ってみるのもアリです。焼き鶏の串は肉の内側から火を通す役割もある為、串は熱伝導率が高いものを使った方が中心への火の通りが早くなり生焼けの心配が減りますよ。
☆レシピ
材料(2人前)
- 鶏肉 :好みの部位を300g程度
(モモ肉、ムネ肉、皮、砂肝、セセリ、ネック……) - 長葱 :1本(白い部分)
- 塩 :適量
道具(キャンプ用)
- 網焼きグリル
- 竹串
作り方
[前日仕込み]
①お好みの部位を竹串に刺していきます。
※1.肉は気持ち小さ目にカットした方が火の通りが良くなり、外と中の焼き加減がちょうどよくなります。
※2.串の先端は出しておいた方が、グリルで焼きやすくなります。
②薪を燃やして炭に火を入れ、熾火状態の炭を作ります。しっかりと火が入った熾火の炭を使う事で、安定した熱を供給しつつ遠赤外線効果も発揮でき、美味しい焼き鳥に繋がります。
③肉に適度に塩を振り、炭火をセットしたグリルで焼き上げます。
(タレも美味しいですが、準備や片付けを考えると塩がだんぜん簡単です)
④焼き上がったら出来上がり。ただ焼くだけなのに、炭火の香りがしっかり移って、ワンランク上の美味しい焼き鳥に仕上がります。