静岡県富士市の特産たび飯!”静岡のしらす”の「赤富士丼」

特産たび飯

食事は旅先での大きな楽しみですよね。
そしてせっかくならその土地ならではの地の物を味わいたいものです。

この特産旅めしの記事では郷土料理とはまた違う、その土地の特産になっている食材を用いた美味しい食事を紹介していきます。

今回は静岡県富士市にある「田子の浦漁港 漁協食堂」さんの赤富士丼をご紹介していきます。

この田子の浦漁港 漁港食堂さんは、プライドフィッシュに認定されている”静岡のしらす”を使い、生しらすや釜揚げしらす等のメニューを提供しているお店です。

ご紹介する赤富士丼は、特製のしょうゆダレに漬け込んだしらすの沖漬けをふんだんに使ったメニューで、沖漬けに適したしらすが採れた時のみ仕込みを行う限定メニューです。

一匹一匹にしっかりと味が染み込んでいて、普段食べるしらすよりもプリッとした食感も感じられ、とても美味しい一品でした。

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静岡のしらすとは

まず最初に、静岡のしらすって何!?というところを簡単に解説します。
(名前だけはもう少しカッコよくできないかと思いますが…)

冒頭の通り、静岡のしらすはプライドフィッシュに登録されている静岡県の特産品になります。

プライドフィッシュとは

主に全国漁業協同組合連合会が中心となって展開しているプライドフィッシュプロジェクトで認定された魚介類の事を言います。

各都道府県の漁業協同組合などが選定した魚介類から認定される為、プライドフィッシュと名の付く魚介類はどれもが漁師さんたちが自信をもっておススメするものになっています。

<詳しくはこちらの記事を>

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静岡のしらすが美味しいのには、理由があります。

田子の浦漁港の真正面に広がる駿河湾は、湾としては日本一の深さを誇り、最深部では2,500mもの深海になります。この深海からは湧昇流に乗って栄養豊かな海水が流入しています。また、陸地からは富士山の雪解け水や南アルプスの山々の栄養が豊富に注ぎ込んでいます。これら海と山の栄養分によって、エサとなるプランクトンに恵まれた環境が出来上がっています。

次に、しらすの漁場が漁港から近い事も特徴に挙げられます。しらすはとても鮮度が落ちやすい魚ですので、近くの漁場で獲ってすぐに氷締めして帰港できるという距離の面は、獲れたてのしらすを届ける点で非常に有利な要素に働いています。

こういった事から、静岡のしらすは鮮度が高くピチピチぷりぷりの食感を味わえる美味しいしらすが提供出来ているのです。

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「田子の浦漁港 漁協食堂」の赤富士丼

「田子の浦漁港 漁協食堂」さんについて

東名高速道路 富士ICから下道15分程の距離にある、駿河湾に面した漁港です。

周辺には”富士山しらす街道”ののぼりがあちらこちらに立っているので、何も知らずに車で走っているだけでもこの辺り一帯でしらすが有名な事がよくわかりました。

今回の「田子の浦漁港 漁協食堂」さんは、実は調べて行ったわけではなくて、魚が食べたくて漁港でもないかと海沿いを走りながら探していた際に偶然見つけた場所だったのですが、見かけた瞬間についつい入りたくなってしまう、良いオーラを出しているお店でした。

いざ!中に入ってみるとあらビックリ!
屋根はありますがほぼ屋外。解放感が凄まじいです。外でご飯を食べるのが好きな私にとっては、嬉しいサプライズでした。

どうやらこの場所、朝は競りが行われる場所の様です。
まさに漁港!といった感じで、普段はあまり味わえない風景の中で食べる食事がとても新鮮で私的にはすごく良かったです。

店舗情報

店舗名  : 田子の浦漁港
郵便番号 : 〒416-0937
住所   : 富士市前田字新田866-6
電話番号 : 0545-61-1004
駐車場  : 30台分
営業時間 : 10:30-13:30 (売り切れ次第終了)
定休日  : お盆・冬期

赤富士丼

こちらが、「田子の浦漁港 漁協食堂」さんの赤富士丼になります。

見た目がすごく綺麗で、食べなくても絶対に美味しいのがわかりますね。

丼に堂々と大量に乗っているしらす達は、特製のしょうゆダレに漬け込んだしらすの沖漬けです。

しらす一匹一匹にしっかりと味が染み込んでいて、一匹一匹にプリっとした弾力を感じられ、今まで食べていたしらすとは一味違った美味しさでした!

しらすだけで食べて美味しい!

しらすとご飯を一緒に食べて美味しい!

黄身を割ってしらすとご飯と一緒に食べて美味しい!

思わず、「うんうん」と頷いて顔がほころびます。

写真の通り良い天気の青空の下で食べる美味しいしらす丼は、味はもちろん気持ちも最高にハッピーになれる食事でした!

最後に

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回は静岡県のプライドフィッシュを提供しているお店を紹介させて頂きました。

どの県にも県として力を入れているご当地食材があるので、引き続きこれからもこれら県のブランド食材を美味しく食べられるお店を紹介していきたいと思います。

気になった方は他の記事も是非ご覧ください。

おまけ

田子の浦漁港から車で1~2分の場所にある「ふじのくに田子の浦みなと公園」、ふらっと寄ってみましたが、海沿いの見晴らしが良く広い公園で、とても気持ち良い場所でした。おススメです。

また、この日はこの後にソロキャンプで「Foresters Village Kobitto あさぎりキャンプフィールド」さんに行きましたが、こちらもとても良かったです。

設備は非常に綺麗で気持ちよく過ごせますし、近くには川遊びができる綺麗な小川・釣りや摑み取りが出来るにじます池など、自然を堪能できる良いキャンプ場でした。

また、富士山の裾野に位置するキャンプ場で周りには灯りとなるものもほぼ無いので、深夜の空は満点の星空が広がっていてとてもきれいでしたよ。

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