食事は旅先での大きな楽しみですよね。
そしてせっかくならその土地ならではの地の物を味わいたいものですね。
この特産たび飯の記事では、郷土料理とはまた違う、その土地の特産になっている食材を用いた美味しい料理を紹介していきたいと思います。
今回は神奈川県愛川町にある卵菓屋さんのかながわ鶏の親子丼をご紹介したいと思います。
親子丼はメジャーな食べ物なだけに今まで店でも家でも結構食べていますが、間違いなくトップクラスの美味しさです!
ちなみに卵菓屋さんは神奈川中央養鶏農業協同組合が運営する新鮮タマゴの直売店という事で、タマゴ販売やタマゴを使った食事・スイーツを楽しめるお店でした。
かながわ鶏とは
まず最初に、
かながわ鶏ってなに?
という所から簡単に解説を。
かながわ鶏という品種は、
「かながわ生まれ、かながわ育ち、かながわで食す」 の地産地消を目指して
神奈川県畜産技術センターが県内初となる県産肉用鶏の試験研究を行い、
生産者の方々などと一緒に試行錯誤した末に誕生させた鶏、との事で、
かながわブランドにも登録されています。
肉質については、 ”旨み”と”歯ごたえ” が特徴の鶏になっています。
かながわ鶏と名乗るには下記のような基準を満たす必要があるため、
ブランド鶏としてしっかり管理されていますね。
・かながわ肉用鶏推進委員会が認定した県内生産者のみで飼育
・軍鶏系を父に、岡崎おうはんを母にもつ肉用鶏
・神奈川県畜産技術センターで生まれた雛
・90日齢以上飼育
・飼養衛生管理基準の順守
卵菓屋の「かながわ鶏の親子丼」
卵菓屋について
まず、今回伺った 卵菓屋さんの紹介を簡単にしておきます。
卵菓屋さんは神奈川中央養鶏農業協同組合が
運営している新鮮タマゴの直売店です。
また、直売店ならではの鮮度抜群の卵のほかにも
今回の目的だったかながわ鶏を使ったメニューや、
新鮮卵を使った食事・惣菜・スイーツなどの販売を行っていました。
新鮮タマゴ
タマゴはその日に産まれたものをすぐに店頭に並べているそうです。
種類もいろいろと扱っていて、
初産み卵や二黄卵があるのは、やはり直売所ならではですね!
僕は、濃厚でコクがあるという卵菓屋ブランド卵「kuretama」を
購入して帰りました。
自宅でさっそくタマゴかけごはんにして食べてみましたが、
黄身を割ると半熟卵の様なとろみがあり、
謳い文句通りの濃厚さと美味しさでした!
新鮮タマゴをつかった食事
タマゴ料理がズラッと並びます。
どれも美味しそうで迷いましたが、
今回はかながわ鶏が食べられるお店という事で伺ったので、
ブレずに親子丼をチョイスする事にしました。
(親子丼のレビューはこの後に個別で書きますね)
新鮮タマゴをつかったスイーツ
スイーツコーナーもプリン・シュークリーム・カステラ・ドーナツ・ソフトクリーム…等々、
魅力的なスイーツが並んでいました。
卵菓屋さんの外は見晴らしが良かったので、
せっかくですしシュークリームを買ってその場で頂きました。
カスタードクリームが濃厚で素敵なお味でしたよ!
かながわ鶏の親子丼
かながわ鶏のメニューを求めて辿り着いた一品。
やっとご対面です。
こちらが、かながわ鶏の親子丼です!
鶏肉は大きめにカットされていて、タマゴの半熟加減も素敵です。
見るからに美味しそうですね!
(器とスプーンがプラスチックですが、
本業がタマゴ直売所なのでそこはやむなしですね(笑))
さて、肝心の味の方はどうだったかと言うと、
とても美味しく、とても良い親子丼でした!
鶏肉はしっかりめの歯ごたえを感じるんですが、
なのにストレスを感じることなく、
ひと噛みごとにサクッと口の中で身がほどけていく感覚でした。
その為、これだけ大きめサイズにカットされている肉なのに、
食べ応えがありつつも非常に食べやすかったです。
また、鶏肉も半熟タマゴも柔らかい味わいがしっかりと芯まで入っていて、
噛むほどに味がジュワ~ッと染み出してくるところも、とても美味しかったです。
そこらへんの親子丼専門店では相手にならないハイレベルな仕上がりでした!
おススメのお店なので、是非みなさんも行ってみてください。
おまけ
車で5分ほどの近場に塩川滝という滝があったので、
ついでに行ってみました。
滝の大きさは滝幅4m・落差30mあり、周囲を岩場に囲われていました。
遊歩道が滝つぼ近くまで伸びているので、
(水しぶきが掛かりながら)間近で滝を見る事が出来ました。
駐車場~滝まで3分くらいの距離だったので正味15分くらいの観光ですが、
短い時間で見れるのでセットで行ってみてはどうでしょうか。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
食事も散策スポットも、時間があったら是非お試しください。