キャンプのご飯は、出来るだけ簡単に作れて、それでいて味は大満足の一品を作りたいですね!このキャンプ飯の記事では、面倒な手順やオシャレすぎる飾りつけも必要のない実用的なレシピ、だけど何回でも食べたくなるやみつきレシピをご紹介していきます。
今回ご紹介するメニューは焚き火でつくる甘~い焼き芋です。炭が熾火になった頃が調理にちょうど良い頃合いなので、食事後のデザートに作ってみては如何でしょうか。
ちなみに焼き芋は、芋全体を満遍なく55℃~65℃程の低温で保ち、じっくりと内部に熱をかけて調理をしていく事が甘みを引き出すポイントです。逆に芋の内部温度が70℃以上になってしまうと甘みを引きだす為の酵素成分が壊れてしまい美味しさ半減してしまいますので、熱の掛けすぎにも注意しましょう。
その為、熱源は長時間安定した熱を供給できる熾火状態の炭を用意し、芋を置く位置は熾火に直接触れない程度に離れた場所にする事で、ちょうど良い火加減になります。
熾火状態とは何?という方は、↓の記事もご参考ください。
また、焼き芋は使うサツマイモの種類で味は全然違います。ねっとり系のものやホクホク系のものなど好みは人によって違うので、自分の好きな芋を見つけるのも楽しいですよ!
私のおススメは、舌ざわりはねっとりして甘みのすごく強い安納芋です。
☆レシピ
材料(2人前)
・サツマイモ : 2本 ※安納芋がおススメ
・オリーブオイル : 少量
道具(キャンプ用)
・焚火台
・熾火状態の炭
・アルミホイル
・(刷毛) ※オリーブオイルを塗るのにあると便利
・(竹串) ※サツマイモに火が通ったかの確認用
作り方
①サツマイモの全面にオリーブオイルを薄く塗ります。
②アルミホイルを2重に包みます。
※アルミホイルが薄すぎると焦げつく為
③熾火状態の炭の近くに②を置き、焼きムラが出ない様に時々ひっくり返しながら45~60分ほど熱をかけます。
④中心まで火が通ったら、完成!
※竹串や割箸を刺して中心までスッと通れば火が通ったサイン。