こんにちは。チンアナゴです。
8月の日本株は、7月中旬から始まった下落傾向からなかなか抜け出す事が出来ずにツラい時間が続きました。
私のポートフォリオはお盆後まで下落ピークが続きましたが、日経平均などの主要指数が上がろうが下がろうが関係なく連日5万~10万程が減り続けていたので、証券口座を見るのが久々に苦しかったです。
途中からは「もう相場の風に身を任せよう…」と、傍観モードに入っていました。
最終的に月末に向けて主要指数が急回復傾向を見せてくれたおかげで私のポートフォリオも値を戻し始めてくれたのが救いでしたが、まだまだダメージは濃く残っています。
さて、そんな株式市場ですが、最近は不安定要素ばかりが目につきますね。
新型コロナはδ株による感染拡大の歯止めが効かず、新たにミュー株というものまで出てきました。
日本の政治不安、海外は中国やアフガニスタン情勢、半導体不足による製造業の停滞…等々、挙げればキリがないくらい不安要素が山積しています。
一方で、明るい話題は探してもインパクトあるものはあまり出てこない状態です。
こういった状況ですから、ちょっとした事でも株式市場はネガティブ側に振れやすい時期なのかなと感じています。
不安要素の中でも1番重たい新型コロナに関しては、つい数ヶ月前まではワクチン接種が進めば普段の生活が戻る事を確度高く信じる事が出来ていましたが、最近ではそこに対して懐疑的になってきました。
きっと大勢の人がそう感じているんじゃないでしょうか。
とは言え、やはり投資をするからには明るい未来を信じていきたいですね!
という事で、1日も早くワクチンを希望する人全員が接種を終え、少しでも早く平常が戻ってくることを今日も願っています!
2021年8月末 主要指数の終値
日本株は、全ての主要指数が8月中旬頃まで下落を続けていましたが、後半は一転して急回復する流れになりました。
結果、7月末に対しての月次比較では、全ての指数が上昇して終えています。
また、直近1年間の騰落率を見てみると、日経平均・TOPIX・JPX日経400は20%超えの成長となっていますが、JASDAQやマザーズはそれと比較すると軟調です。
先月も同じように書きましたが、 こういった推移を見ると、今の様な先行き不安が大きい時期は大型株にシフトしておくべきなのかもと感じます。
米国株の方は、今月も引き続き主要指数全てで連日の様に最高値更新を続けていました。
騰落率推移のグラフを見るとよくわかりますが、綺麗に上昇を続けていますね。
今月の投資方針
6月から始めた毎月分配型の投資信託ですが、8月もこのウェイトを増やしています。
当初は保有している日本株を売却して投資信託比率を上げるつもりでしたが、8月はポートフォリオのどの銘柄も信じられないくらい値を下げてくれたおかげで売るに売れなかったので、投資原資の積み増しをして購入する事にしました。
投資信託比率は9月度も引き続き増やしていく予定なので、今度こそ保有する日本株の売却を進めたいところです。
投資収支
株式投資(日本株&米国株)
株式投資の累計収支は116万円のプラス、投資原資に対しては17.7%のプラスという進捗になっています。(今月も投資原資の積み増しをしているので、収益の率としては減少しています)
先月末比では2.5万円程度のプラスという結果で8月は締まりました。
日本株が月半ばまで悲惨な下落をした事を思えば、ここまで持ち直してくれたのは本当にありがたいです。
ポートフォリオ
8月末の日本株・米国株のポートフォリオは下表の通りです。(購入口数は銘柄でマチマチ)
対前月末騰落率では、上昇と下落がほぼトントンの結果になっています。
エーアイ・スタジオアタオ・イントラストの3社はここ数ヶ月で購入したばかりで、私のポートフォリオ敵には新参者ですが、下図の通り、この三連星がなかなか足を引っ張ってくれています。
表の損益率は、値下がり後の追加購入で平均購入単価を下げた結果に対しての数字なので、初回購入からするとさらに大きな下落率となります。
ちなみにエーアイに至っては初回購入が約2,000円でしたが、一時期は35%程まで下落していました。
これら新参3銘柄も、コロナが落ち着く頃には株価が少なくとも50%は上昇すると見込んでいるので、当面は保有を続けようと思っています。
新規購入・売却
<購入>
今月は新しい銘柄の購入はありませんでした。
<売却>
1443 技研ホールディングス
先月までに売却しきれなかった残分を、全て売却完了しました。
売却した後、8/16の決算発表後に株価が10%安となったので、全株売却しておいて良かったです。
NEE ネクステラエナジー
投資信託へ資金を回す為、米国株も一部売却を行いました。
この会社は再生可能エネルギーの発電事業を行っている会社なので昨今の再生エネルギー需要を期待して購入しましたが、半年ほど保有した結果トントンの株価だったので売却に踏み切りました。
ただ、7月までは連日の米国株の最高値でもほぼ動かなかった株価が、売却直後から10%以上の上昇を始めてしまったのは、売却タイミングを失敗した感じでした。
半年以上保有していてトントンだったのがあと半月待てば10%上昇するという、株の難しさをよく感じる売却でした。
投資信託(特定・毎月分配型)
前月に引き続き、毎月分配型の投資信託の比率を増やしています。
毎月分配型の商品なので基準価額の上昇には期待していませんが、分配金の還元率が凄く高いため、基準価額が極端に落ちるまでは保有を続ける予定です。
現物株では売却タイミングを逃して利益も逃しがちな私なので、分配金として毎月なかなかの率で現金還元があるのは、かなり嬉しいです。
投資信託(つみたてNISA)
投資信託(つみたてNISA)は、今月も米国が伸びてくれたおかげでプラスを積み増してくれ、元本を覗く収支部分で1万6千円ほど増えてくれました。
↓投資信託の保有ファンド詳細はこちら↓
IPO
8月は6社に申込みを行い、いつも通り全て落選しましたので、連続落選数は159社になりました。
投資信託の購入を進めつつも保有株式の売却がうまく進めていない影響で、現金余力がかなり少なくなっていたので、まぁ仕方ない結果だな、という感じです。
引き続き9月も当選を楽しみに応募を続けていきます。
今後について
投資信託へもう少し原資を回したいので、その為に日本株・米国株の売却を行うつもりでいます。
しかし、売却に関しては伸び代の期待値が少ない銘柄を優先的に売却するわけですが、どの銘柄も当然上昇期待を込めて買っているので、なかなか踏ん切りをつけられないのが、私の投資の下手なところです。
目標域までの株価上昇の希望は叶う前に萎んでしまう事の方が多いですし、そこそこの利益までで一旦売却を進める事を覚えていかなければいけないな。と感じているので、それをうまくこなせる様に意識をしていこうと思っています。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
では、楽しみながら自分流の投資を作れるように、頑張っていきましょう!
なお、投資は自己責任でお願いいたします。