こんにちは。チンアナゴです。
9月の日本株は菅さんの退陣表明から各指数が驚きの急転上昇を見せ、日経平均は31年ぶりの最高値まで上がりました。
私は別に菅さん推しではないですし色々と政策に「?」を感じる事はありましたが…
代案の無い批判に好き勝手言われ続けながらもコロナ禍の難しい局面をここまでハンドリングし続けてきた事に対してのひとつの結果としては、この株価急騰はちょっとやるせない気持ちを感じずにはいられませんでした。
また、9月のトピックスとしてはもうひとつ、中国不動産バブル懸念もインパクトが大きかったですね。今後もしばらく尾を引きそうな、嫌なマイナス要因になってきました。
この問題は、軟調だった日本株がようやく上向き始めたと思った矢先を狙い撃ちする様なタイミングで顕在化して、ガッカリした人も多かったのではないでしょうか。考えすぎかもしれませんが、私は世界経済も徐々に戻ってきたところに向けて中国が戦略的に仕掛けてきた様な印象も感じてしまいました。
新型コロナについては、これまたワクチンや行動制限だけでは説明が付きにくい程の急激な罹患者数減が続いていますが、ワクチン接種も順調に進んでいますし、今後の行動制限緩和や経済への好影響もようやく期待が持てる様になってきました。
私のポートフォリオにもコロナ後を見据えて保有している株もそれなりにあるので、これらが今からどんな上昇をしてくれるのか、楽しみにしています。
そういえば、新型コロナに関しては先月末に新たなにミュー株というものが話題になりましたがその後はあまり聞きません。沈静化しているなら嬉しいですが、どうなったのでしょうね。
2021年9月末 主要指数の終値
冒頭の通り、9月頭の菅さんの退陣表明をきっかけに各指数は一気に急騰し、日経平均は一時3万700円台に乗せてきました。
月末に向けて全体的に値は落としたものの、それでも日経平均やTOPIXは先月末比で3%以上の上昇となっていて大型株は勢いづいていたことがわかります。今後のコロナ収束で更に一段上を目指してもらいたいですね。
一方の米国株の方は、珍しく先月末比で3指数が下落しています。
アフガニスタンからの撤退・中国不動産バブル・政権不安 など、9月になってネガティブな要素がひっきりなしに続いている印象です。
とはいえ、アメリカ株はやはり強いので10月にはまた上向きを取り戻してくれる事を期待しています。
今月の投資方針
少し前まではポートフォリオのほとんどを株式で運用していましたが、最近は株式保有比率を減らして投資信託に資金を移しています。今月でほぼ目標通りの金額まで投資信託比率を増やし終える事ができました。
また、株式投資の方はここ1年の失敗を活かして、目標売却額に若干届かなくとも少しずつ利益確定を進める様にしています。
投資収支
株式投資(日本株&米国株)
株式投資の累計収支は123万円のプラス、投資原資に対しては18.7%のプラスという進捗になっています。
先月末比では6.2万円程度のプラスという結果で9月は締まりました。
9月末に顕在化した中国不動産バブル懸念で含み益がだいぶ下がったことと、利確を徐々に進めているのでその課税分もあり、思っているよりはプラス進捗が少なかったです。
個別ごとの株の先月末騰落率からすると、もっと上昇している感覚ではあったのですが…
どうもそうはなっていなかったようです。
ポートフォリオ
9月末の日本株・米国株のポートフォリオは下表の通りです。(購入口数は銘柄でマチマチ)
今月特に嬉しかったのは、購入してからマイナスが続いていたイントラストがようやくプラス圏に浮上し、同じく深めの評価マイナス圏でくすぶっていたスタジオアタオもプラス圏への好転が見える様になった点です。来月に向けてこの2銘柄は期待を持って注視していきます。
逆に芳しくないのはエーアイで、延々とマイナス幅が増え続けていて困ってしまいます。
ここまで何回か平均取得単価を下げる為の買い増しを行っていますが、株価下落のスピードに全然追い付きません。さすがにそろそろ損切りを考えるべきかと悩んでいる所です。
新規購入・売却
<購入>
9月の新規購入は全て投資信託に回した為、株式原物の購入はありませんでした。
<売却>
ETSホールディングス・イソライト工業・ラウンドワンを少しずつ売却しました。
いずれも今後成長してくれると確信しているので今時点ではなかなか売却に踏み切れませんでしたが、ポートフォリオ内の資金循環の為にエイヤッと売却を進めました。
5358 イソライト工業
売却目標額を750円近辺に置いていた当銘柄、9月半ばに年初来高値に近い720円程まで上昇したのを受けて1/3ほど売却を行いました。
するとどういう事なのか、ここまで年単位で温めている間は急騰といった動きをあまり見せなかった同銘柄ですが、9/17に急な決算発表があり業績予想を大きく上方修正した為、翌日からは急騰して9/24には年初来高値を大きく更新して843円を付けました。
800円を超えた所でもう1/3を売却し、現在は残り1/3となっています。
保有株が残っているので値上がり自体は嬉しいですが、やはり売却タイミングは難しいです…
投資信託(特定・毎月分配型)
今月も投資信託の購入を進めていて、概ね目標金額に達する事が出来ました。
私が保有しているのはいずれも毎月分配型の商品なので、分配金の減配さえ無いならば基準価額の上昇にはあまり期待しておらず、ある程度のボックス圏で推移してくれれば十分と思って保有しています。
9月末は例の中国不動産バブルの懸念で評価額も思いのほか値を下げてしまいましたが値を戻してくれれば問題はないので、10月は評価額が戻る事を期待してモニタリングをしていきます。
投資信託(つみたてNISA)
投資信託(つみたてNISA)は久々に前月末からマイナスになりました。米国株の3指数が先月末比で下落しているので、その影響が大きかったと思います。
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IPO
9月も7社に申込みを行い、いつも通り全て落選しましたので、連続落選数は166社になりました。
一応これでも複数の証券口座を使って抽選応募しているのですが、なかなか当たりませんね。
10月は新規IPOは少なそうですが、引き続き当選を楽しみに応募を続けていきます。
今後について
投資信託への資金充当が概ね目標額まで達したので、ここからは主に日本株の売買に集中していこうと思っています。
日本株については先月も売却を進めはしているものの、目標額に到達していない銘柄の売却には未だに抵抗はあります。一方で、目標額まで株価上昇を待ち続けるのにも飽きてきたので少しずつ売買量を増やしていけるように考えています。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
では、楽しみながら自分流の投資を作れるように、頑張っていきましょう!
なお、投資は自己責任でお願いいたします。