こんにちは。チンアナゴです。
12月の日本株は先月末と比べ、日経平均やTOPIXは上昇傾向とはなったものの、マザーズは引き続き下落を続けていて、大型株優位・小型株不利 といった印象でした。
新型コロナ”オミクロン株”によって、世界中で感染再拡大している影響が大きかったですね。また、米中対立、ロシアと欧州といったところも気になるところ。
コロナについては、日本は今のところ世界に比べて新規感染者数は低位推移してはいるものの徐々に増加傾向になってきているので、1月頃にはまた株価が大幅安になる展開もありそうな気がして、ハラハラしています。
2021年12月末 主要指数の終値
12月の日経平均は、最安値が27,753円・最高値は29,069円でした。
月の終値では11月に比べて12月は3.5%ほど上昇して終えてはいますが、11月の最安値が27,821円・最高値が29,808円だったことを振り返ると、月内の推移はあまり良い結果とはいえないですね。
また、大型株と小型株でかなりハッキリと差が付いた点も、12月の注目点でした。
日経平均やTOPIXは先月末比で3%以上の上昇をしているのに対し、マザーズ指数は7%以上も下落をしています。このマザーズ指数の下落は単月ではなくて継続しての下落なので、小型株をポートフォリオに取り入れている人は苦しい時間が続いているのではないでしょうか。
(まさに私ですが…)
マザーズ指数の苦戦は、いつもの直近1年の推移グラフを見れば明らかですね。
今回は参考までに、直近1年半の推移グラフも作ってみました。
主要指数によって伸び率がここまで違うのは驚きです。今後の伸び代があると読むか、今後も伸びないと読むか、判断に迷いますね。
そして米国株の方を見てみると、改めて上昇傾向の強さが良く分かるので、1年半前から今よりも米国株に積極投資していたらと本当思います。
投資収支
株式投資(日本株&米国株)
株式投資の累計収支は80万円のプラス、投資原資に対しては12.2%のプラスです。
なお、先月末比では12万円程のプラスで、日本株が厳しい中でもなんとか微増してくれました。
ポートフォリオ
12月末の日本株・米国株のポートフォリオは下表の通りです。(購入口数は銘柄でマチマチ)
先月までで利益確定できそうな銘柄は概ね整理を終えたので、含み損がよく目立つポートフォリオになっています。これが塩漬け?
毎月下落を続けるエーアイは、今月もさらに10%も値を下げてくれました。この銘柄は少しずつ損切りはしているのですが、こうも下落し続けているとちょっと値を戻したタイミングで売りたい欲が出て、それを待つ間に更なる下落…なんていう悪い流れになっています。
また、10月頃に全株利益確定をした 5358 イソライト工業 ですが、惜しい事をしました。
12月末に品川リフラクトリーズがTOBによる完全子会社化を発表し、TOB価格を1,200円とした事で、株価も1,197円まで急騰をしていました。
売却前の平均取得価格は482円で、利益確定は750円~930円程の価格で終えていたので、あとたった2ヶ月持っていれば…
こればっかりは運なので仕方ないですが、とてももったいなかったです。難しいですね。
主な購入と売却
<購入>
4680 ラウンドワン、3550 スタジオアタオ
新型コロナが落ち着いた先には、現在の株価よりもしっかりと上がると信じている銘柄です。
12月もオミクロン株の影響で安値となったので追加購入をしています。
ただ、これからオミクロン株の影響で感染再拡大の可能性を考えると、せっかく追加購入はしたものの早めに売却しておいた方が良いかもと悩んでいるところです。
5411 JFE
冒頭の主要指数の推移のとおり、傾向的に今は小型株よりも大型株に資金を集めた方が良さそうな時期という事で、久々に大型株の購入を行いました。
いつもの購入基準に当てはめるだけでは勝てないとよくわかったので、少し趣向を変えてお試し購入をしてみた感じです。
<売却>
4388 エーアイ
購入当初から右肩下がりを続けている銘柄です。上述の通り、私のポートフォリオのダメの2大巨頭の一角です。既に初回購入額の半分程になっています。
先月に続き少しずつ損切り売却を続けていますが、いっそ一度に全部売ってしまえば良かったというのが、振り替えってみての感想。
どうしても少しは値を戻したところで売却したいという淡い期待というか欲が出てしまって、もたついている内に更に値を下げています。
今も同じ状態なので今スグ売れ!という感覚もあるのですが、なかなか…
IBM インターナショナル ビジネス マシーンズ
配当利回りが5%弱あり、株価も購入時点からジリジリと右肩上がりを続けてくれていた優秀な米国株です。
10月末のスピンオフで株価が一時グッと下がりましたが、現在はスピンオフ前の水準に近付きつつあります。
スピンオフで保有していたIBM株が全て特定口座から一般口座へ自動移管されてしまったので、利益が出る前に一度整理しようと思い、売却をしました。
優良株なので、一時的な下落があれば特定口座で買い戻す予定です。
投資信託(特定・毎月分配型)
評価損益はまだプラス圏ですが、グローバルAIファンドの基準価額がジリジリと下がってきました。
オミクロン株が落ち着いた頃に基準価額は戻ると思っているので、今のところ保有し続ける予定です。
投資信託(つみたてNISA)
投資信託(つみたてNISA)の損益は、先月末比で4万円ほどのプラスになりました。
積立NISAは傾向としては右肩上がりを続けてくれているので、気持ちよく見ていられます。
そういえば、2021年が終わりって積立NISAの投資額を確認してみたら、NISA枠ギリギリ注文をしていたのに何故か7,000円程の枠余りがありました。
どうも投資設定をうまく出来ていないようなので、その点はちょっともったいなかったです。来年には理由を見つけて修正します。
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IPO
12月も8社に申込みを行い、いつも通り全て落選しましたので、連続落選数は182社になりました。
2年以上申込を続けているのに1回も当選できないのは、ちょっと心にきますね。
IPOに掛けている原資が少ないのが主な原因なのでしょうが、とは言っても、IPO用に確保している原資額とこれまで掛けてきた時間に対してこれまでの成果(当たらない)が当然なのか不運なのか、そろそろ評価をしたいところです。
(評価のしようなんてありませんが)
まぁ、私に出来る事は気長に応募を続ける事だけなので、来年も応募だけは続けていこうと思います。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
では、楽しみながら自分流の投資を作れるように、頑張っていきましょう!
なお、投資は自己責任でお願いいたします。