こんにちは。チンアナゴです。
3月は引き続きウクライナ-ロシア情勢から目が離せないひと月でした。
少しずつ停戦交渉が進んでいる様な報道も散見されますが、お互いが引けない点がある状況で停戦まで辿り着ける妥協点があるのかは、ずっと疑問に感じています。(もちろん、戦争なんて無い事が最良です)
それに、どういった形での戦争終結にせよ、この1ヶ月のロシアの無茶苦茶な経済的行いを目にした世界の大多数が、今後まともに貿易をできるのかという点にも「?」がつきます。
となると、ロシアは自国の貿易・経済に対して先行きが見えない状態にあるわけで、その見通しのままで戦争終結というシナリオに行きつくとも考えにくいところです。先月書いたことと同じですが、戦争終結の後の見通しまで付くようになるまでは、下手をしたときに第3次世界大戦といった可能性も十分に考慮に残しておくべきかと思っています。
最近、こういった状況だからこそなのか、世界情勢を見ながら自分に出来る範囲で自分に出来る準備をしようと、自然と心がけている事に気づきました。
これは、個人投資家としてはもちろん、一個人としてもです。
投資を始める時には投資によって自身に考え方や価値観の変化があるとは思っていませんでしたが、今では投資を通して様々なリスクに向き合える様になったように実感していて、これは投資を始めた事で初めて手にした大きなプラスの様に感じています。
2022年3月末 主要指数の終値
3月の日経平均(終値)は、最高値が3/29の28252.42円、最安値は3/9の24717.53円でした。
日本株・米国株 共に3月上旬は全体的に下落傾向にありましたが、中旬以降は急激な回復を見せています。
先月末比との比較ではどの主要指数も大幅プラスになっているので、今月は資産増加した投資家さんが多いんじゃないでしょうか。ここ数ヶ月、ひどい下落をしていたマザーズ指数はひときわ買い戻しが強くなりましたね。
ただ、日経平均やTOPIXについては昨年秋頃の最高値圏に近いところまで値を戻しているので、4月はほぼ横ばいくらいで推移するのではと思います。もちろん、ウクライナ情勢次第なところはありますが。
騰落率推移は、私の手持ちデータがある2020/6を100%として経過を載せています。
投資収支
株式投資(日本株・米国株・投資信託)
株式投資の累計収支は115万円のプラス、投資原資に対しては16.3%のプラスです。
先月末比では86万円程のプラスとなり、急回復をしてくれて一安心です。
3月上旬まで急落していた投資信託が含み損を半分ほど戻してくれた事と、急落相場で購入した日・米株式が効いての結果でした。
3月上旬頃迄は全力買いをしていて、下旬にかけて今は少しずつ手持ち現金へと戻しを進めています。
ポートフォリオ
3月末の日本株・米国株のポートフォリオは下表の通りです。(購入口数は銘柄でマチマチ)
ポートフォリオの銘柄、今月はプラス圏のものが多くなってくれました。
そういえば、高配当銘柄のJFEは権利確定日の月末に向けて一時1,875円まで上昇しましたが、権利落ち日を境にたった2営業日で1,723円まで下落しました。
権利落ち日で下がるのはありがちな話ですが、配当分を超える下落というのはいつも不思議でなりません。JFEは配当金が80円/株でしたが権利落ちで一気に152円/株も下落していて、この株価で売却するくらいの腹づもりなら権利確定日前に売っておけばいいのにと思うのですが、どうなんですかね。
主な購入と売却
<購入>
VTI バンガードトータルストックマーケットETF
初めて米国株を購入した頃から保有している銘柄です。
購入以来しっかりと上昇を続けてくれて嬉しい半面、追加購入するにはだんだんと高値掴み感を感じつつ最近の円安も相まって、なかなか買い増しを出来ていませんでした。
株価だけで言えば3月上旬は1年前と同等なところまで下落したこともあり、ここぞとばかりに買えるだけ買っておきました。
月末には一気に値を戻してくれたので、これによる含み益はなかなか大きかったです。
<売却>
KD キリンドル
IBMのスピンオフで自動的に入手した銘柄でした。
スピンオフという制度を始めて体験したので、気づいたら株式が割り当てられていて、気づいたら底値圏へ急落していた様な状態でした。
たいした評価額でなかったので、見切りをつけて売却しました。
<購入&売却>
4680 ラウンドワン
いつものごとく、売却と購入を両方行っていました。やはり戻り圧力が強めなので、下落時に買っておけばある程度戻してくれる安心銘柄です。
投資信託(特定・毎月分配型)
投資信託は依然マイナス圏です。
ここでは分配金型の投資信託を選んでいますが、ここ数ヶ月で分配金で受け取った額を通り越して含み損が一機に増え、最終的な評価損益は先月はマイナス35万円ほどでした。
評価額が戻してくれるかをヒヤヒヤしながら日々過ごしていましたが、とりあえず今月はだいぶ評価額が戻ってきて、評価損益としてマイナス3万円程まで巻き返してくてたので良かったです。
ちょっと悩みどころなのは、分配金型はそのファンドの保有銘柄たちの株価成長性に大きく依存します。過去の成長分は既に分配金と評価額で常に使い切っているので、今後の分配金が安定して出るかについては、今後の株価成長性にのみ依存します。
コロナ禍でNASDAQやS&P500銘柄は大躍進していますが、今後同じ比率での成長が見込めないならば、分配金と評価額はすこしずつ目減りしていくのではと、疑いを持ち始めてしまいました。この点は、もう少し時間を掛けながら経過を見ていこうと思います。
こういった点から最近思うのは、やはり積立NISAで選んでいる様なインデックスファンドの方が安心感があってハラハラはしないので、そういった方が気持ち的には楽で私には合っていそうです。
投資信託(つみたてNISA)
投資信託(つみたてNISA)の損益は、先月末比で10万円超えのプラスになりました。
ここ半月ほどで米国株式も急激に値を戻した事で、積立NISAの方も急回復をしてくれました。
私は積立NISAでは毎日購入タイプで積立をしていますが、この下落相場の間も毎日買い続けられた実績を振り返ると、自動で機械的に毎日購入してくれる仕組みは、やはり良いものだと感じています。
↓投資信託の保有ファンド詳細はこちら↓
IPO
3月はIPOへの申込みは行いませんでした。
東証再編に向けてなのか、3月は盛り上がりに欠ける状態でしたね。
次月以降、優良銘柄が出てきたら応募を再開していきます。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
では、楽しみながら自分流の投資を作れるように、頑張っていきましょう!
なお、投資は自己責任でお願いいたします。