こんにちは。チンアナゴです。
5月の日経平均は一時大きく値を下げる場面もありましたが、月末にはほぼ4月末と同じ値まで戻しましたね。ただ、そもそも対前月比でダウンしていた4月と同等水準に戻ったというだけなので、トレンドとしては上向いてはおらず、揉み合い傾向が継続している印象です。
日経平均が大きく値を下げた5月第2週については、ほんの一週間ほどの間に約2,500円(約8%強)ほど下落していて、この時は下げ止まりがどこになるのかヒヤヒヤしたものです。
一方で同時期の米国ダウは、若干は落ちはしたものの約1,000ドル(3%弱)程度の下落から値を戻しており普段の調整範囲といった程度で済んでいます。こういった傾向の差を見ていると、やはり米国株に対して日本株には不安定感を感じてしまう結果でした。
新型コロナのワクチン接種ペースで明暗が分かれているのだと思いますが、ワクチン接種率が上がった時に日本株がここ数ヶ月軟調だった分もプラスして一層勢いづいてくれると嬉しいですね。
今月の投資方針
基本的には相場下落を警戒したい気持ちは、今までと変わっていません。
しかし、ワクチン接種スピードも遅く緊急事態宣言の延長も続いている現状を見ていると、日本の経済全般が明るくなる兆しを体感できるタイミングはまだまだ先の様ですし、むこう数ヶ月は大きな暴落局面は来ないだろうと考える様になってきました。
その為、これまでと方針を変更して、少し買いを増やす事にしてみました。
2021年5月末 主要指数の終値
投資収支
株式投資(日本株&米国株)
株式投資の累計収支は144万円のプラス、投資原資に対しては28.3%のプラスで進捗しています。先月末比からは4万円程のプラスですが、ほぼトントンですね。
なお、5月は株式投資用に投資原資を追加しました。その為、累計収支の金額は先月よりもプラスになっていますが、投資原資に対する収支のパーセンテージは下がっています。
ポートフォリオ
5月末の日本株・米国株のポートフォリオはこの様になっています。(購入口数は銘柄でマチマチです)
★今月から表に株価騰落率(対前月末比)を追加しました。
こう見ると、日本の主要指数はほぼ横ばいなのに対し、私の持っている日本株銘柄は変動率がかなり高いですね。
先月末比で資産が若干プラスになったとは言え、個別銘柄ごとに結果を見るとほとんどが下落をしている為、あまり喜べる状況では無いです。保有口数が多めのラウンドワンが急伸してくれたことで救われた形でした。
米国株の方も下がりの方が多そうですが、こちらは為替に救われてトータル微増といったカタチです。
新規購入・売却
<新規購入>
TXN テキサスインスツルメンツ
1930年に創設し、本社をアメリカ合衆国テキサス州に置くグローバルな半導体企業で、従業員は30,000人に上ります。世界中のメーカーへの半導体の設計・製造・テスト・販売といった事が主な事業内容で、世界各地に合計 14 の製造拠点を置き、毎年数百億個のチップを製造しています。
売上高は2020年12月期で14,461〔百万USD〕(≒1兆5704億円)程と、米国ならではの規模間です。日本株ならトップ100位の規模ですが米国ではこれくらいはゴロゴロあります。
半導体は最近も一層注目されていますが、産業用・車載・パーソナルエレクトロニクス・通信機器・エンタープライズシステムなど、身の回り全てのものに欠かせないものなので今後も半導体自体の需要は更に伸びていくと思われるので、購入をしてみました。
↓購入にあたっての詳細情報はこちらをご参照ください↓
4388 エーアイ
2月に1,998円/株でひとまず100株だけ購入したこの銘柄、ダウントレンドの底値を待ちながら買い増しを続けています。
購入当初から、株価が10%以上下落した所で追加購入をしようとしていて4月末までは買いチャンスが来ないままでしたが、5月は一気に株価が下がってきたのでようやく買い増しが出来ました。
買い増しは、1,798円(100株)・1,761円(100株)・1,666円(100株)と進めていて、現在の平均購入単価は1,806円まで下がり、最初に購入した金額から約10%程下がりました。
5月末時点の株価は1,713円で現在の平均購入単価に対しては-5%程で推移しています。もう少し下がったところで更に買い増しをしておこうかと思っています。
ただ、購入口数が多くなるほど購入単価は下がりにくくなってしまうので、そろそろ下げ止まりして欲しくなってきたところです。
↓購入にあたっての詳細情報はこちらをご参照ください↓
<売却>
ラウンドワン
5月は色々と購入を進めた影響でIPO用の資金が枯渇してしまったので、最低応募できるだけの買付余力を用意する目的で、ラウンドワン株を1,508円(100株)で売却しました。
残りの保有株は、自分で目標株価と置いている1,600円を超えた所あたりから、チャートと相談しながら売却を進めてこうと思っています。
先月までの投資収支
先月までの収支はこちらの記事をご覧ください。
投資信託(つみたてNISA)
投資信託も引き続き収支プラスで、先月末比で累計収支は1万円強増えてくれました。
私の投資信託商品は株式型のインデックスファンドが主軸ですが、2021年度の伸び率では米国株関連が10%程、日本株関連が1.5%程、と日米の投資信託商品でかなりの差が出てきています。
↓投資信託の保有ファンド詳細は、こちらの記事をご参考ください↓
IPO
5月はIPO自体がほぼ無く、申込できたのは1社だけでした。
もちろんいつも通り落選しましたので、連続落選数は129社になりました。
今月はSBI証券のIPOチャレンジポイントを使った銘柄もありませんでした。
6月はIPOがたくさん出てきているので、当選を楽しみに応募を続けてみます。
今後について
<日本株>
ここ数ヶ月、目標金額到達まであと一息というところまで進んだにもかかわらず、急に失速して大きく下落したところで維持してしまう銘柄が複数あったので、売却の目標額を少し引き下げてみようと思っています。
目標額まであと数%という銘柄を売れず、また上昇するのを待っている時間が非常にもったいなく感じるこの頃でした。
ちなみに、IPO用に資金調達をしようとした時に上昇トレンドのラウンドワンを選んで売却したのはそういった考えもあっての事でした。
今の手持ち銘柄は概ね上昇はしてきているので、売却と新規購入を進めて次の銘柄準備を少しずつでも進めていこうかと思います。
<米国株>
自分なりの米国株の銘柄選定方法に当てはめて購入した初めての米国株がテキサスインスツルメンツでした。
動向を見ながら銘柄選定方法のブラッシュアップをしつつ、新たな米国株の購入準備も進めていこうと考えています。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
では、楽しみながら自分流の投資を作れるように、頑張っていきましょう!
なお、投資は自己責任でお願いいたします。